(対談 代表取締役会長 郷勇 代表取締役社長 郷拓郎)
郷建築事務所では「住まいを通じて一生のお付き合い」の想いを掲げ、お客さまと一緒に「質が高く長生きする、安全安心で、環境にも人にもやさしい住宅」について追求し続けています。 そんな郷建築事務所のお客さまにかける想いを、郷建築事務所 郷勇会長と、郷拓郎社長へのインタビューを通してお届けします。
・家を建てる時に重要なことは何だと思いますか?
会長・社長:よろしくお願いします。
会長:まずは方向性・コンセプトを決める事が大切ですね。こういう家に住みたい!という想いは家づくりの主軸になりますから。
社長:そうですよね。詳細の部分はもちろん私達とお話しをしながら相談したいと思いますが、お客さまの想いは一番大切にしたいと思います。
会長:お客さまのご要望を聞いて、コンセプトが決まったら、地域に合った住まいづくりを考える事が重要です。この地域有数の豪雪地帯と湿気……。
今の高気密高断熱はもちろんですが、耐震と耐雪は、建物の強度で考えると同じ要素になり、重要なことだと考えます。デザイン、性能だけではなく、耐震・耐雪性を加味したバランスの良い建物にすることが大事かも。
社長:私も、長生きする住まいの為にはデザインばかり優先してはいけないと思います。それと敷地の配置計画の中で近隣の配慮も重要ですね。
トラブルが生じない建物でないといけないですし、事前調査が大切ですね。風、雪、光等を考慮して計画することです。
会長:トラブルは初めに回避出来る事もあるから気遣いだよね。
ちょっと専門的になってしまうけど、間取りでいうと当然やっぱり、直下率を80%ぐらいまで持っていかないとね。1階と2階の直下率が大幅に狂っているという設計、そうならない様にこちらもしっかり提案できないとね。家づくりに大切なのはお客さまの想いと、その想いを私たちがしっかりと受け止めてこの地域に合った住まいづくりの提案をする事が重要だと思います。
代表取締役会長 郷 勇
代表取締役社長 郷 拓郎
・郷建築事務所が他の住宅会社さんとは違う点は何だと思いますか?
会長:私たちの会社は、真壁工法(柱の見える工法)ができる自社大工の技術を大切にしてご提案している事です。
社長:もちろんお客さまあっての郷建築ですから一番大切なのは、お客さまのお住まいを支える職人の技術だと思います。
最近、職人不足や下請け大工さんが多いですが、建てた後のメンテナンスなどを考えても、いつでも安定した品質と技術が必要です。
会長:今の時代ではちょっと硬いかもしれないけど、緩めてはいけないのは家を建てる技術を日々精進して積み重ねる事だね。一日一日、目標をしっかりと持って技術向上の努力をすることです。現場管理では、着工前の会議、着工中の工程確認の会議を徹底して行う事で、お客様も安心して住まいづくりができますね。
社長:工期は今後も必ず守ります。
今も毎日大工との顔合わせでは、良い家を建てようという気持ちを共有しています。
一軒一軒棟梁がついて、手作りだからこその想いを込めていますから。
会長:当社は引き渡し後にメンテナンスを定期的に、1月から3月までに無料定期点検を行っています。住まいを通じてお客さまと一生のお付き合いが出来るのも自社の大工がいるから、家守りが出来ると思います。
社長:そんな他社さんと差別化できることと郷建築の協力業者の会(建友会)の皆様の支えがある安心が、郷建築の強みになっています。今後も今以上に新しい技術を学んでいきたいと思います。
会長・社長:ありがとうございました。
本社・すまいる館
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