どこにいても木を感じる家。玄関の戸を開けると、まるで森林浴のような木の香りに包まれます。骨組みとなる構造材には国産ヒノキを使用。七寸の大黒柱は土台から小屋組みまで届き、全体を支えていて、柱も梁も見え、壁は珪藻土塗り。空気がきれいになるので思わず深呼吸したくなります。ヒノキだけでなく、マツ、クリ、ナラ、スギなど、適材適所で用いているところも見どころです。壁や建具には、組子細工が入って素敵なアクセントに。格調高い和室や薪ストーブのあるリビングと吹抜け、回遊できる間取りなど、暮らしの工夫も考えて設計しました。